オフィスでの使用を前提としたコピー機を作っているメーカーのうち、有名なメーカーにはキャノンやシャープ、リコー、東芝等があります。これらのメーカーが作る製品には、それぞれ異なる機能や特徴があるため、業種や業界によって好まれるメーカーが違います。
しかし、やはり使いやすさや費用対効果を考えると、人気のあるメーカーは決まってきます。日本国内では、とりわけ富士ゼロックスのコピー機の人気が高く、2020年の国内シェア率ナンバー1と言われています。
富士ゼロックスのコピー機の特徴
富士ゼロックスのコピー機は、他社を大きく上回る画像の再現性が高く評価されています。大容量のデータを高速で処理し、かつ美しく再現できるため、デザイン会社等で多く利用されています。社内の印刷物はもちろん、販促用に使われる印刷物も自社でコピーすることが可能です。カラーコピーをよく利用する場合におすすめです。
ただし印刷品質が優れていることから、カウンター料金が他社の製品に比べて高めです。導入の際は印刷品質が本当に重視されるのか、しっかりと考えましょう。
高性能な富士ゼロックスのコピー機。まずはレンタルで試しましょう
コピー機の導入において避けたいのは、「必要以上の性能を持つコピー機を購入すること」です。どれほど高性能でも、実務に活かせなければ意味がありません。初期費用を抑えて、より自社に合った性能の製品を購入したほうが良いでしょう。
デザイン会社等、常にカラーコピーが必要となる業種や業界を除いて、富士ゼロックスをコピー機の導入を考えている場合、まずはレンタルの利用をおすすめします。使用しているうちに、さほどカラーコピーの必要性を感じなくなった場合、返却することができるので、購入した時ほど無駄なコストが発生しません。もっとも良いのは、購入を検討するまでの一時的な繋ぎとして利用することです。1、2年程度利用して、性能を最大限活かせると感じた場合、新しく購入する導入方法がおすすめです。もちろん、1年未満で途中解約して購入することも可能です。
同じように、一時的にコピー機を利用する方法として、リース契約をする方法もあります。しかし、一般的にリースは5~7年ほどの利用期間が設定されていて、途中解約ができません。本格的にコピー機を購入するならば、より柔軟に利用しやすいレンタルをおすすめします。
レンタル会社の選び方
前述の通り、富士ゼロックスはカウンター料金が高額です。それはレンタルの場合も変わりません。そのため自社のコピー機の使用頻度を把握した上で、自社に合った料金プランがあるレンタル会社を選びましょう。
レンコピという会社を例に挙げると、1ヶ月あたりのコピー機の使用頻度が高い場合は、月額の基本料金が設定されていて、その分カウンター料金が低く設定されているプランがおすすめです。一方で、使用頻度が低い場合は、月額の基本料金がなく、使った分だけカウンター料金が発生するプランがおすすめです。基本料金が設定されている場合に比べてカウンター料金は高いものの、毎月かかる費用は抑えられるでしょう。
料金プラン以外にも、レンコピは企業の用途に合わせたコピー機の提案をしています。富士ゼロックス、もしくはそれ以外のメーカーのコピー機でも、レンタルの際は相談してみてはいかがでしょうか。